「習慣を変える」という考え方の転換期|人生が変わる習慣の真実
勉強しようとしてついついテレビや動画を見てしまう、お酒やたばこが辞められない…自分にとってマイナスの悪い習慣を変えられずに困っている方。
新しいことを始めようと決意したにもかかわらず三日坊主に終わる方、自分の習慣を変える方法なんてないと思っていませんか?
その通り、習慣は変えることはできません。なぜなら習慣は変えるものではなく、「気付いたら変わっているもの」だからです。
今回は、習慣を変えるという発想の限界と、人生が変わる習慣の考え方をご紹介します。
習慣を変える方法とは?
人間は1日の行動の約半分を無意識の習慣でこなしています。習慣が人生を形作っているといっていいでしょう。
じゃあ人生を変えるためには習慣を変えよう!という発想に至るわけです。当然の流れですね。
少しだけ私が知っている習慣を変える方法をご紹介します。
・まずはやめる習慣を決める
・1日30分を続ける
・成功をイメージする
・朝早起きをする
・鏡の前で自己暗示する
・測定する
まぁ、このくらいにしておきましょう。もちろんどれもやってみましたよ!その結果は・・・
やってみたけど元通り
最初はうまく行っている感じがするのですが、結局全部元通りになった私でございます(笑)
面倒くさがりやの私には、いくつものやり方が紹介されていている時点でもう辛くて・・・ちょっと気を抜いたらいつも通りの自分に戻る。
そんなことを繰り返していました。
1つ習慣を身に付けるためには、大体3週間必要と言われていますが、なかなかうまく行かないものです(´・ω・`)
他の方が言っていることとはだいぶ違うので驚かれるでしょうが、『習慣を変える』という発想自体に問題があったことに後々気付きました。
「変える」に代わる「ちょい足し」という発想
『習慣』っていうパーツがあって、取り外しができるなら話は別ですが・・・いきなり習慣を変えることはできません。
それが無意識のうちにわかっていたから、できなかったのです!
だからある時から発想を変えました。
今の習慣にちょい足し、またはちょい引きをしようって。もう変えるということを諦めることにしたのです。
具体的にはこんな感じでやります。
★今の習慣は極力変えない!
★ちょこっとだけ足したり引いたり
★慣れて来たらまたちょい足し引き
これだけです。
とにかく今の習慣を可能な限りそのまま残すんだ!という決意を決めるのです。
例えば、腕立て伏せをするなら、立ち上がるときに1回だけやる。これならほとんど変えなくて済みますね。
習慣は変えるものではない
習慣は変えるものではなく、気付いたら変わっているものです。
習慣という大きな力・・・それをいきなり変えることができるのは外部的な変化か強い意志を備えたスーパーマンだけ。
私はスーパーマンではありませんでした。ただ、そんな私でも振り返ってみると少しずつ習慣は変わっているんです。
あなたもそうではありませんか?
習慣を変えるという発想から一度離れて、習慣を変えないようにちょい足し引きしてみてください。
秘伝のタレってつぎ足して作られるでしょう。そうやって伝統を守りながら少しずつ変化していく・・・秘伝のタレのような人生を目指しましょう!(笑)
発想を変えたら習慣が変わった
私はこの秘伝のタレ的発想に変えてから、面白い事に習慣が変わり始めました。
発想の転換が大事ですね。今までの習慣を変えるやり方で、うまく行かない人はぜひお試しください。