継続できない人は存在しない!続けるためのスモールステップ方式を伝授
「継続は力なり」この言葉が本当に意味を持ってくるのは、大人になってからだと感じています。
あなたは継続できないことで悩んでいませんか?勉強・ダイエット・仕事・趣味、何においても『継続』の重要性は年を重ねるごとに高まっていきます!
でも、実は継続できない人なんていません。その意味と継続できるようになるための秘策『スモールステップ方式』を伝授します。
継続できない一番のデメリットとは?
今回お話しする継続とは「新しく始めようと思ったこと」についてに絞っていますが、継続できないことには多くのデメリットがあります。
例えば、ダイエットを継続できなければリバウンドしてしまいますね。すると、自分は「ダイエットが向いてない」と頭に刷り込んで、自分の評価が下がってしまいます。
これが一番怖いんです!!
「自分なんて」という気持ちが増えると、自信がなくなります。自信がなくなれば人付き合いでも自分の意見が言いにくくなる・・・結果、他人の奴隷のような人生に。
そんな思いはしてほしくないのです( ;∀;)
実は継続できない人なんていない
ここで急に逆の話です。継続できない人なんてこの世に存在しません。
・・・なぜそう言えるか?
だって、今の生活は継続してるじゃないですか。
盲点になりやすいですが、今の生活を継続できているということは結構大事なことなんですよ。
人間は慣れた環境を壊したくないという心理を誰でも持っているので、誰もが三日坊主になりやすい。「継続できない」と言ってる人は、今の生活を継続する力が強いということです。
発想を変えると・・・一度継続サイクルに入ってしまえばめちゃくちゃ長く続けることができるかもしれない!ということです。
スモールステップで少しずつ入れ替える
といっても、新しいことを継続する工夫をしなければいけませんね。今回はそんなあなたに『スモールステップ方式』を伝授します。
大層な名前を付けましたが、目標をすごい小さくしてそこから続ける練習をするということです。
ポイントは「絶対できるじゃん!」「そんなの楽勝じゃん!」と思えるレベルから始めること。
例えば、筋トレなら
腕立て伏せ1日1回
勉強なら、
練習問題1日1題
いやいや、なめてるの?と思うくらいに簡単にできる目標から始めてみるのです。そして、飽きて来たらレベルを1個ずつ上げていく。
これが続けるための『スモールステップ方式』です!
なぜ継続できるようになるの?4つの理由
さて、本当にスモールステップ方式で続くようになるか・・・なります!その理由をご紹介しましょう。
理由①やる気が邪魔しない
新しいことを始める時、やる気に満ち溢れてますよね。しかし、続けるという観点からはやる気は邪魔になります。
こんな経験はありませんか?
「計画を立てた時はできると思ってた」
「あんなにやる気満々だったのにしんどい」
こうなってしまうのはやる気のせいです。モチベーションが高い時に作る計画は、その高いモチベーションが維持できること前提で立ててしまいます。
しかし、やる気やモチベーションは燃料と同じでいずれ底をつきます。すると、高すぎる目標が仇となって継続できないで終わるのです。
私自身これで何度も失敗しました。
スモールステップで意識的に最低レベルまで目標を引き下げることで、やる気に影響されて高すぎる目標を立ててしまう危険性を避けられます。
理由②罪悪感を回避できる
自己嫌悪の感情には「劣等感」と「罪悪感」が関与します。継続できない場合に感じるのは自分との約束を破ることに対する「罪悪感」です。
続かないことによる罪悪感で自己嫌悪に陥ると、心はそれを嫌がります。そして自己嫌悪に陥らないようにするために、完全にやめてしまうのです。
スモールステップでは、どんなにダメな時でも続くような小さな目標を設定するため、罪悪感を回避して完全にやめることを防げます。
理由③いきなり別人にはなれない
新しいことを始める時、今とは違う立派な自分をイメージして始めるでしょうが、実際には今の自分がスタートです。
生物にはホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっていて、慣れた環境を維持しようとします。だから、いきなり違う自分になろうとすれば大反発を起こします。
結局心身を壊して、元の生活に戻ることを余儀なくされる・・・
スモールステップは今の自分から大差ない「ほんのちょっと違う」自分を目指すところからスタートするので、ホメオスタシスの反発を受けにくくなります。
理由④小さな達成感の連続
やる気にはドーパミンという脳内物質が大きく影響します。このドーパミンはやる気ホルモンと言われていて、ポジティブな気持ちにさせてくれます。
ドーパミンは行動する時、そして達成感を味わったときに分泌されます。大きい行動・達成ならもちろんドーパミンも多く分泌されますが、分泌されるまでが長すぎて先にガス欠になります。
スモールステップ方式で、小さな達成感を毎日感じられるようにすれば、小さなやる気ブーストを毎日かけることができます!
これら4つの理由から、継続しやすい状況を作ることができます。
当たり前を少しずつ進化させる
腕立て伏せを1回やるのが当たり前の日常
腕立て伏せを2回やるのが当たり前・・・
と少しずつ当たり前を進化させていけば、いずれ腕立て伏せを100回やる日常がやってきます。これが成長というものです。
スモールステップ方式をうまく活用して、当たり前をどんどん進化させていって下さい。
自分に自信が持てる輝かしい明日が待っています。