モチベーションを上げる方法まとめ|実践してもやる気が出ない理由とは?
今この記事を見てくれている方は、きっとやる気が出なくて困っていることでしょう。モチベーションを上げる方法について説明された記事はたくさんあります。
しかし、大体モチベーションを上げる方法を実践して成功することはほとんどありません。これはやる気の性質上仕方のないことなのです。
ここでは、モチベーションを上げる方法をまとめてわかりやすくご紹介するとともに、実践してもやる気が出ない理由と、その場合の対処法をご紹介します。
モチベーションが上がらない
モチベーションが下がるとパフォーマンスが落ちて、成果が下がり、さらにモチベーションが下がるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
これは困ったものだ、モチベーションを上げなければ・・・ということで検索してみるわけです。モチベーションを向上するためには何をすればいいか。あなたもその1人かもしれませんね?
最初はあんなにやる気があったのに
最初から、モチベーションが低い人はそう多くありません。実際には最初はあんなにやる気があったのに今は全然、というギャップに苦しんでいるはずです。
でも、本当に心からやりたいことだったかというと?どうでしょう。おそらく「やらなきゃ!」という気持ちが強かったのではないでしょうか。モチベーションが下がるということはそもそも大して好きじゃなかったはず。
そういう意味では、モチベーションは下がるべくして下がったというわけです。なにもあなたの意志が弱いせいではありませんからご安心ください。
モチベーションを上げる方法一覧
実際にモチベーションを上げる方法を探す人は多いです。だから多くの人がその方法を紹介してくれています。実践したことない人はやってみる価値はありますよ!
情報がたくさんあるので、私の方でまとめさせていただきます。
①外部からやる気をもらう
ミラーニューロンを知っていますか?相手を見るとその相手と同じ状況をさも体感したかのように感じさせる神経細胞です。同情・共感とかはこの細胞の機能です。
例えば、スポ根漫画を読んだら「俺もなにかやろう!」って気持ちになるじゃないですか?あれですね。
・言葉に力をもらう
・音楽に力をもらう
・本に力をもらう
②環境を整える
自分がやろうと思える環境を整えることですね。勉強したいなら勉強にふさわしい場所に行く、疲れたなら休む、成功をイメージするなどなど。まぁ本当にたくさん情報がありますよ。
・心を体から整える
・欲求を呼び覚ます
③目標設定を見直す
目標を具体的に、鮮明にイメージできるようにしておくとやる気が出やすいよ!という内容です。
モチベーションを上げる方法が効かない理由
上にご紹介させていただいた通り、モチベーションを上げる方法は数多く開発されているわけです。
でも、実際にやってみてもやる気が出ないこともあります。というか基本的には、テクニックでやる気を出すことは不可能です。それはやる気の2つの源泉を考えれば明らかです。
意志はカンフル剤
やる気には2つの種類があります。意志による「やるぞ!」というやる気と、欲求による「やりたい!」というやる気です。
モチベーションを上げる方法のほとんどが、”意志”を強めるための行動になります。しかし、意志によるやる気はカンフル剤のようなものです。短期的なやる気で長続きはしません。
欲求は自然と生まれるもの
やる気のもう1つの源泉”欲求”については、コントロールできるものではありません。そもそもやりたくないと思っているから、モチベーションが下がっているのです。
心の底からやりたいことなら、別にモチベーションなんて上げなくてもやります。例えば、ゲームとかテレビとか漫画や好きなドラマ・・・変な話、体調が悪くてもやってしまうこともあるでしょう?
モチベーションを上げようとした時点で、下がることは決まっている。だから、うまく行かない。ある意味当然の流れですね。
考え方を変えてみよう
そこで、モチベーションを上げる方法を試してもダメな時はこの2つの工夫をしてみてほしいのです。
工夫①成果を感じやすいような工夫
『やる⇒成果が出る⇒気持ちいい⇒もっとやる』
これがモチベーション維持の正常なサイクルです。モチベーションが上がらないということは2つ目の『成果が出る』が上手くいっていない可能性が高いので、やり方を変えてみるとよいでしょう。
例えば、勉強でいえば1日10ページずつやっていると進むにつれて前の内容を忘れていくため、できるようになった感を感じづらい。それくらいなら、1問ばかり繰り返して100%できるようにした方が、成果を感じやすいかもしれません。
自分が成果を感じやすいやり方を探してみましょう。
工夫②やる気に頼らないで続ける工夫
もう一つは、モチベーションの高低に関わらず続ける工夫をすることです。ある程度継続して初めて成果が感じられることもあります。ダイエットなどはまさにそう、短期的に成果が得られるものではありません。
やる気がなくても続けられるような工夫を考えるのが、最も効率的でしょう。
自分のやる気スイッチは自分にしかわかりません。やる気スイッチが見つかるまでは、モチベーションに頼らずに継続することが成功のカギになるでしょう。